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国富町の外科クリニック、田中外科医院です。

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〒880-1101 宮崎県東諸県郡国富町大字本庄1946

支援活動Support

  • 私どもは積極的に災害支援や国際交流等にも参加しております
 
 東日本大震災AARのボランティア活動として行ってまいりました

主に津波災害のひどかった宮城県石巻市周辺の支援に2011年〜2012年にかけて延べ3ヶ月に渡ってボランティア活動を行ってまいりました。

  • 北部九州豪雨災害のボランティア活動に参加

   2012年8月8日〜8月10日(3日間) in阿蘇 の支援報告

22人の死者、真夏の気温31℃、湿度も高い 6m〜8m の大きな岩が無数に転げ落ちている。
医療の立場から現場に立って思ったことは、東北の災害とは異なり、単発で山が崩れおちている。
そんな場所が無数に点在していた


家は押しつぶされている。

瓦礫の分別作業に入る。
一瞬にして土砂が流れ込み、行く手は大きな岩で阻まれる。
山からはいまだに水が流れてくる。
破壊された建材からは釘がムキ出しになり、足場もグラグラ・・・・・。
釘を踏み怪我をする、足を取られて転倒する、泥濘のなかに足がとられ身体のバランスがとれず足首・膝・腰に負担がかかる・・・・・作業は常に危険と隣り合わせだ。
時折、山から雲が駆け下りスコールのような雨と雷が打ち付ける。
作業が危険を増し、作業をたびたび中断。
雨が止んだら夏の日差しが容赦なくふりそそぎ、高温で頭はボーツとし、脂汗まで出てくる。
熱中症対策で脱水症状を防ぐために30分毎に水分を補給するように心がけた。

倒壊した家は、足場が悪く、泥水にすべて埋め尽くされている。
分別作業を進めるには、水分を含んだ泥が過酷な労働を強いる!!
釘のついた板、割れだガラスやビンの破片、プラステッィク・陶器類の破片もいたるところにある。
手袋・マスク・長靴、普段の服装とは違うので身体が思うように動かせない。
危険だらけのこの現場と作業、いかに予測し、危険を回避するかが問題である。

私達が瓦礫分別作業をしたお宅では、ショベルカーがバリバリと音を立てて解体作業を行っている。
そお宅の家族は父親と小学校に通う息子2人。
子供達は2人高く積まれた瓦礫の上に座り込み、作業を眺めている。
瓦礫の中の物はすべて捨てる
  「僕の体操服、捨てんで!!」 と息子は泣き叫んでいた。
瓦礫の中には、子供達の大切なもの、絵や写真など、大切な思い出も詰まっていたと思う。

私達、医療従事者は、そんな現場を観て体験することにより、もし、わが町で同じような災害が発生したなら・・・・ここで自らの身体で経験し得た知識をもって、迅速な対応が出来る様、日頃から準備しておく必要があると強く感じた。

また、自力で避難出来ない高齢者を誘導避難させる防災組織を地域に作る事が、人的被害の抑制になる。 ソフト面の強化も大変重要なことだと考えた。

復興へ歩む被災地の姿は、地域の絆と連帯感を生んでいる。

                2012年 8月 15日  レポート 田中 みどり

                    

  • 宮崎県日比友好親善「植樹・育樹事業」に毎年参加しています


    フィリピンでの参加者の記念撮影

    婦長病院スタッフが毎年植樹事業に参加

海外からの留学生受け入れも行っています


    マレーシアからの留学生の受け入れ指導も行いました

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